IFS導入事例 ― NEC様

NEC

機器設置工事の進捗の見える化だけではなく、プロセスの全体を効率化

モバイルとクラウドの活用で作業効率UPとコミュニケーションコスト削減を実現
ブラジルを拠点に中南米事業を統括するNEC ラテンアメリカは、通信機器の設置工事において、手作業による煩雑な進捗管理や作業者品質の課題を抱えていました。多数の現場マネージャーからメールで送られてくる、フォーマット情報の精度・鮮度に統一性がないExcel での進捗報告書。膨大で複雑な施工手順に対応が追いつかず、作業品質にばらつきが生じがちな現場。さまざまな要因が絡み合って工事進捗状況を把握するのに大きな時間とコストがかかっていました。

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特にパソリンクは2 か所に機器を設置して無線接続するため、工事現場は通常の倍となり、多いときは合計1万か所に上ります。必然的にフィールドコーディネーターの数も保守要員の数も増え、報告書も膨大な数になります。そこから必要な情報を抽出してまとめるだけでも大変な作業で、全体を把握するのは大変困難でした。

日本電気株式会社(NEC)について

NECは、AIや5Gなど最先端ICTを強みにグローバルで事業を展開する国内大手の電機メーカーです。そのNECが2011年4月に設立したのが、NEC Latin America S.A.です。ブラジル・サンパウロ市に拠点を構える同社は、ブラジルを含む周辺6か国の現地法人を束ねる地域統括会社です。通信システムやデジタル放送用送信機などの事業のほか、クラウドサービス事業や通信システムなどを、通信事業者や政府・自治体、企業向けに展開しています。NECは、今回のシステムを機器設置工事の共通基盤として、今後、中南米、欧州、アジア諸国への展開を目指します。


  • 工事進捗のリアルタイム把握
  • クラウド統合基盤の活用によるコミュニケーションコストの削減
  • テンプレート活用による業務効率化
  • 工事作業者の品質向上

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